巣立ちの季節

こんにちは!園地スタッフです。

 

少し前、仲良しプラザにツバメがやって来ました。

せっかくなので成長する様子を撮影しました。

まだ目が開いていないヒナたち。それが二日後には・・・

羽毛が生えそろい、顔だちもしっかりしてきました。

さらに二日後。しっかり目を見開いてこちらを見つめています。

撮影を始めて6日経つと、もう親鳥と変わらない姿になっていました。

おやっ、親鳥がやってきました。巣立ちの時が近づいています。

その後、このヒナたちはどこかへ飛んでいったようです。

 

わんぱく広場へ行くと・・・

くちばしの黄色い若ツバメたちが肩を寄せ合っていました。

もしかしたら、プラザから巣立ったのかもしれません。

でも、ごはんはまだもらっているようです。

 

ゆとりの森では、6月ごろ若い鳥を多く見ることができます。

よく見かけるのはスズメ

この若鳥は親元から離れて自活しているようでした。

目の周りの黒色が薄くくちばしが黄色い事が若鳥のサインです。

この特徴は色々な鳥に当てはまるようです。

かくれんぼみたいな事もしていました。どこにいるのかわかるかな?

 

次によく見かけるのはムクドリです。

やっぱりご飯をもらっています。

彼らの飯は昆虫ですので実は足元に色々いるのですが、なぜかもらっている。

そんなムクドリを眺めていると・・・

なんか変なポーズをとっている奴を見つけました

首をかしげて挑戦的ですが、ひなたぼっこのようです。

別の場所では大口を開けたまま、じーっと日を浴びているものも見つけました。

とにかく気持ちよさそう。

そこにもう一羽登場。口をいっぱいに開けて、じーっと日を浴びます。

全身で気持ちよさを表現しているようです。

ついには、ぐでーんと寄りかかってしまいました。

平和だなお前ら・・・。

 

別の場所では、なんとモズの若鳥を見かけました。

なんかやたらとかわいい奴です。ぴかぴかの一年生って感じ。

右の親鳥と比べると、別の鳥のようにも見えます。

カギのついた鋭いくちばしも、黄色いとかわいく見えるものです。

彼もまた、獰猛なハンターに育つことでしょう。

 

少し前の臨時駐車場には、コチドリのヒナもいました!

侵略者である私を前に、必死に背景に溶け込んで、じっとしています。

息もしていないんじゃないかと思う位、微動だにしません。

そこにさっそうと現れてバタバタと暴れる親鳥!なぜ!?

どうやらこれは「偽傷(ぎしょう)」という、ヒナをまもる行動のようでして、

怪我をしたフリをしておとりになっているのだそうです。

残念ながら私には通用しませんでしたが、真実を知って罪悪感にさいなまれました。

 

その日の午後、同じ場所に行ってみると・・・

あ、あれっ?もうヒナが立ち上がってる・・・?

彼らの巣立ちはなんと半日で訪れるそうです。生まれながらの旅人なのでしょうか。

やたらと足が長くてダチョウのように見えます。

初めて見る景色、雑草、石ころ・・・人間。

駐車場をふわふわしたものが動き回る様は、ちょっと微笑ましかったです。

こうして無事に巣立ったコチドリたちは、親とともにどこかへ向かっていきました。

来年も来るのか・・・?車にひかれないか心配だからもうちょっとその、お願いしますよ先生。

 

おしまいに、若鳥ではありませんがスズメの水浴びをば。

ばしゃばしゃ!羽についた虫やゴミを落としてすっきり!

晴れた日の朝、公園北方にある四季の橋から小川を見ると、スズメやほかの鳥が

水浴びしているところを見る事があります。

ひゃー気持ちいい!相方が冷ややかな目で眺めていました。

いつのまにやら集まってきた!?こう見えてスズメ、きれい好きである。

 

今回の記事はここまでになります。

読んでくださり、ありがとうございます!