【ゆとりの森自然情報:2024年1月】

こんにちは!園地スタッフです。

ブログを見てくださる皆様のおかげで、今年も記事を

書くことが出来ます。改めまして、ありがとうございます。

今年も、ゆとりの森の生き物たちを、どうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、今月も「ゆとりの森自然情報」を更新しました!

ゆとりの森自然情報は、公園内で見つけた生き物を紹介する掲示板です。

仲良しプラザ入ってすぐ正面にあります。

虫は冬眠に入り、さびしい・・・いいえ、厳しい季節になりました。

 

木の上から、鳥の鳴き声が聞こえてきます。

シジュウカラと申します。

鳴き声で連絡を取り合いながら、せわしなく枝を飛び回ります。

あれっ、けんすいを始めました?

枝についた虫を探しているのでしょうか。なんか得意げに見える。

軽スポーツ広場にいるのは、カワラヒワという、くちばしのぶっとい鳥!

種だいすき!アキニレの種をガツガツ!

ぼりぼり。これだけ実っていれば、今年の冬は食べ放題だ!

やまと山ではスズメ軍団が草地をつつく!お目当ては草の種。

くっくっく、一心不乱に食べているせいか、いつもより近くで写真が撮れるぞ。

柵の上や木の上にいる彼は、モズと申します。すんごい地面見てる。

別の場所では、枝の間をジロジロ見ています(動画です)。

モズは「はやにえ」という、虫やトカゲを枝などに串刺しにしたもの

を作ります。これが冬場の保存食になるらしいのです。

ひょっとしたら、動画のモズは「はやにえ」を探していたのかもしれません。

 

ちなみに園内では、トカゲやバッタ、ハチ、イモムシ、ミミズ、ケラなどの

はやにえが見つかります。が、見た目がアレでお見せ出来ない・・・

メジロもミツを吸いにやってきます。花が一杯ミツ一杯!やったー!

あれっ、木をなめている?

どうやらカエデの樹液をなめているようです。ほう、メープルシロップか!

甘いものには目がないようです。

やまと山や修景池でうろうろしているのは、ハクセキレイです。

この季節になると、修景池の小川で水浴びをする姿が見られます。

めっちゃ寒そう。

おっ、もう一羽いました。ツグミと申します。ロシアからの渡り鳥です。

4月になれば、修景池はツグミだらけになりますが、今は一羽・・・さびしそう。

 

わずかですが、虫なども見つけました。

ナナホシテントウです。草むしりしていたら出てきました。

草むしり中は虫を潰さないように気を付けています。あぶないあぶない。

 

ソメイヨシノの木には、別のテントウムシが。

ヒメアカボシテントウと申します。

害虫であるカイガラムシを食べてくれる有難い虫です。

木の皮の裏に隠れている・・・いる?彼は必死です、たぶん。

 

おやっ、段ボールにくっついていたのは・・・

アリ?ではなくこれは、アリグモという、ハエトリグモの仲間です。

意外かもしれませんが、アリは動物界では強い存在です。強靭な大あごで武装し、

集団で襲い掛かるアリに化ければ、クモも安全というわけです。

↑ちなみに、こちらが普通のハエトリグモの仲間、カタオカハエトリ。ゆとりの森にいます!!

しかし、あまりに似せすぎたために、体のバランスがおかしくなって

身のこなしが悪いそうです。ガーン。

 

持ち運びできる「自然チラシ」も出来上がりました。

今はメジロモズのような鳥が、特に見つけやすいです。

もしよければ、散歩がてら見ていってくださいませ!

 

 

◆ここからはオマケです。

先月より、大規模多目的スポーツ広場は工事を行っています。

今はどうなっているでしょうか?

うおお白い!まっしろや!!

先月は火星のようでしたが、今月は銀世界と来ました。

そろそろ芝が現れてほしいと思い始めた、スタッフでありました。

 

今回の記事はここまでになります。

読んでくださり、ありがとうございます!