【ゆとりの森自然情報:2019年9月】

こんにちは!園地スタッフです。

1か月前の8月24日、ころたん(ミニメロン)は例年通りじゃんけん大会を開いて

お客さんに配ることが出来ました。

自分でも「えっ!合唱隊ですか!?」と驚いてしまう位、

沢山の方に来て頂きまして、本当に嬉しかったです!

遅れてしまいましたけれども、ころたんについて報告をさせて頂きました。

たくさんの方にびっくりしてもらったり、応援してもらったころたんは、

無事役目を終えることが出来ました。

あらためまして、応援して頂き、見て頂き、ありがとうございました!

 

さて、今月も「ゆとりの森自然情報」を更新いたしました!

仲良しプラザ入口にありますこの掲示板では、

ゆとりの森で最近見つけたいきものを紹介しています

特に最近見つけた生きものたちがこちらになります。

虫が8割くらいを占めています。

中でもトックリバチというハチの巣は面白いかもしれません。

このハチはミツバチやスズメバチと違い、一人暮らしのハチでして、

名前の通り「トックリ」のような巣を作ります。

こちらは別の時撮影したトックリバチです。

一心不乱に泥をこねて作っています。これが職人か!

ちなみにトックリの中身は、

幼虫の卵と、幼虫のエサとなる全身麻酔された虫たちだったりします。

おそろしやー!

持ち運びできる「自然チラシ」の9月号も作ってみました。

地味で少し珍しい「セッカ」という鳥が公園にやってきています。

こちらも、よかったら持っていってくださいませ!

 

 

◆ここからはおまけになります。

 

今年も、ゆとりの森に秋を告げる鳥がやってきました。

モズです。

こいつは秋になりますと高い所に陣取り「ギョッ ギョッ」と美しくない声

縄張りを宣言します。

ところで、この赤いものは飛行機の誘導灯だったりします。なかなか太い奴です。

 

そしてモズの声が聞こえてくると、おそらく彼らの所業と思われる

串刺しになったトカゲやクモがよく見つかるようになります。

彼らは筋金入りの狩人なのです

あっ、飛び立ちそう!

朝方や夕方なら意外とよく現れます。

 

 

それから、公園でちょっと珍しい生きものを見つけました。

ワスレナグモという準絶滅危惧種(らしいです)のクモです。

クモが苦手な方はご注意ください。このお話が最後になりますので

ここで読み終えて大丈夫です。

 

 

本当に大丈夫ですか?こうかいしませんね?

では、こちらがワスレナグモです!

???

ぜんぜんクモっぽくない!

どうもこのクモは穴を掘って、近づいた虫を捕まえる変わり者らしいです。

これは古いタイプのクモの特徴だといわれています。

昔、クモの祖先は海からやってきたそうで、乾燥を防ぐために

このような縦穴に住んでいました。

 

ワスレナグモも原始的なクモの一種らしく、

糸は、巣を固定したり、近づいた虫を感知するセンサーとして使っています

 

とんでもないエイリアンがいたものです

ちなみにメスだそうです。別の時に撮影した全身像ですけれども、

やっぱりクモですから写真は小さくしました。

クリックすると大きくなります。

 

 

偶然オスも見つけました。こちらはクモらしい姿をしています。

↑小さくしてオスの全体の姿も、のせておきます。

 

無理して見ちゃった方のために、さわやかな大和山の写真で

記事を締めくくらせて頂きます。

ここまで、読んで下さりありがとうございました!!