大和ゆとりの森

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【紅葉情報+ゆとりの森自然情報:2025年11月】

こんにちは!園地スタッフです。

燃えるような紅色!今、ゆとりの森では、

ソメイヨシノの紅葉見ごろを迎えています。

仲良しプラザ~ふわふわドーム方面へ向かう道も、あざやかに色づきました。

あれっ?そういえばゆとりの森で紅葉ってあまり見ないような?と

過去の写真を確認してみたところ、なんと5年ぶりでした。

つまり、非常に珍しい現象!

今週末くらいまでは、紅葉を楽しめるかもしれません。

この機会に、ぜひ、見にきて下さいませ!

 

さて、今月も『ゆとりの森自然情報』を更新しました!

『ゆとりの森自然情報』は、公園内で見つけた生き物を紹介する掲示板です。

仲良しプラザに入ってすぐ正面にあります。

冬になって、昆虫をみかける機会が減ってまいりました。

桜の支柱で休んでいたのは、たぶんアキアカネ

ひなたぼっこ中のようでした。寒いから体温管理が大切だ。

剪定をしながら、切った枝を眺めてみると・・・

メルヘンな虫が歩いていました。シロホシテントウと申します。

そう、白い点を持つテントウムシです。

これはかわいい。ブローチにも出来そうです。

 

ところで、シロホシテントウの周りに、きれいな色の玉っころが

たくさんくっついているのが見えるでしょうか。

これは、ウドンコ病菌という、植物に取りつく、ごくふつうのカビです。

拡大してみるとこんな感じ。まるで宝石の谷。

カビだということを忘れてしまいそうでした。

カビといえば、仲良しプラザ前でこんなキノコを見つけました。

シロソウメンタケと申します。そのまんまな名前だ。

地面から白いニョロニョロが顔を出す様子に、お化けを連想しました。

 

お化けとは違いますが、不思議なことがありました。

ドングリの山!場所は芝生グラウンドの東側。

すごい数だ。ドングリって集めたくなりますよね。

ドングリとは違いますけれども、この時期はエゴノキという木でも

似たような木の実を見つけることができます。

それがこちら。ワァオー、それはドングリに見える木の実だ。

小さいころ、私はこのエゴノキの木の実をコーヒーの実だと思い込んで

集めていたことがあります。

 

木の実といえば

多目的リンクにあったキカラスウリはどうなっているでしょうか。

おや、黄色い丸いものが見えますね。

どうやら完熟を迎えたようです。

これで名前の通り、『黄(キ)』カラスウリになりました。

ツルが切れてしわくちゃになっているので、カボチャにも見えてきた・・・

これも、鳥が食べるのかなあ。

 

今度は、そんな鳥たちを見てみます。

シジュウカラが鳴き声を交わしながら、枝を渡ります。

彼らは毛虫を食べるのですけれども、捕まえた毛虫をメッタ打ちにして

動かなくなったところを食べるバイオレンスな一面もあります。

旗ポール(旗をかけるアレ)を見上げると、キジバトが鳴いていました。デデーポポー。

彼らは、ゆとりの森に巣を作ります。が・・・

こちらがキジバトの巣になります。適当感があふれ出し超狭い。

別の場所ですがキジバトが鎮座する様子がこちら。狭すぎる。

今度木を見上げて、こんなごちゃごちゃしたものが引っかかっていたら、

ああ、キジバトの巣だったんだなと思ってあげてください。

芝生グラウンドのヒバリも、ふっくらしてきました。

ふっくらする事で断熱効果を高めます。近ごろ寒くなりましたね。

季節の移り変わりを伝える鳥もやってきました。ジョウビタキと申します。

冬になるとやってくる、渡り鳥です。こちらはメス

ゆとりの森では、ジョウビタキメスのほうが見かける機会が多いです。なぜだろう。

そしてこちらがジョウビタキのオス。胸がたいへんオレンジ色。

冬の間、ジョウビタキはゆとりの森に滞在しますが、ナワバリ意識が

最強に強いらしく、多くても2羽くらいしかいなかったりします。

 

持ち運びできる『自然チラシ』も出来上がりました。

寒くなると、木の実を求めてカワラヒワなどの鳥もやってきます。

もしよければ、散歩がてら見て行って下さいませ!

 

空の写真で、今回の記事は以上になります。ゆとりの森は、空のひろい公園!

ここまで、読んでくださりありがとうございます!