【ゆとりの森自然情報:2025年8月】
こんにちは!園地スタッフです。

夏といえばセミ!ゆとりの森でも、セミの合唱が始まりました。

木の根元などでは、彼らが脱ぎ捨てた抜け殻が見つかります。
探してみると、ちょくちょく見かけました。
さて、今月も『ゆとりの森自然情報』を更新しました!

『ゆとりの森自然情報』は、公園内で見つけた生き物を紹介する掲示板です。
仲良しプラザ入ってすぐ正面にあります。

暑い中でも生き物たちは頑張っています。

うおおおお!芝生グラウンドをヒバリが駆ける!
前傾姿勢で走る様は、恐竜をほうふつとさせるワイルドな姿でした。
こういう姿を見ると、鳥は恐竜から進化したんだろうなあと、しみじみ思います。

一方、木の上で怖そうに縮こまったいたのはモズ。
クチバシの根元が黄色いので、今年生まれた若鳥のようです。
ということは、生まれて初めての夏を生きているわけです。怖いもので一杯でしょう。
ちなみに私の怖いものは、花壇の水のやり忘れです。

ところ変わって、仲良しプラザ入口の日陰で休んでいるのはツバメ。
春ごろは屋上の手すりで休んでいることもありましたが、
今は暑すぎるのか、もっぱら入口付近で休みます。
すっかりくつろいでいますね。

キジバトも仲良く木かげで休みます。
右のキジバトは気持ちよさそうに目を細めています。極楽ごくらく。

おやっ、こちらのスズメは、気持ちよさそうに日光浴しています。
このスズメもクチバシが黄色く、今年生まれの若鳥のようです。
焼けるほど熱い日差しも、初めて浴びるなら気持ちいいのかもしれない。

草むらではムクドリが日向ぼっこしていました。ごくらくごくらく。
日向ぼっこする事でビタミンDを生成したり、体内時計をリセットしたり、
殺菌したりといった効果が得られるそうです。
効果は色々ですが、とりあえずムクドリは気持ちよさそうです。

キタキチョウと申します。濃い黄色が特徴です。
熱心に地面を探っていました。花ではない場所にやってくるのは珍しい。
普段は、ヤマハギの花にいたりします。

こちらがヤマハギの花。バーベキュー広場やテニスコートの近くにあります。
ヤマハギの花には色々な虫が集まりますので、面白い観察スポットでもあります。

こちらはイチモンジセセリというチョウ。
テニスコート前のジニア(ヒャクニチソウ)で見つけました。
このジニアの植え付けは大変でしたが、
やってくるチョウを見て、苦労が報われました。

マリーゴールドに隠れているのはオンブバッタ。
繁殖期になると、オスがメスにおんぶされるように見えるのでこんな名前です。
今はソロ活動中のようだ。

通路脇で休んでいるのは、シオカラトンボのメスでした。
シオカラトンボは、オスとメスで色がかなり違います。

こちらがオス。青い!まるで別種のようです。

花の蜜を吸っているのは、アカスジツチバチという、単独で生活するハチです。
ハチが一匹で生活?と思う方もいるかもしれませんが、
クマバチやハバチ、ジガバチなど、単独で暮らすハチもけっこう種類が多いです。

おや、ハナムグリを見つけました。春先にしか見たことがなかったので
ちょっと新鮮です。何年観察していても、新しい発見があって、うれしいです。

持ち運びできる『自然チラシ』も出来上がりました。
草むらから飛び出すショウリョウバッタも、どんどん大きくなって
成虫の姿になりました。月日の移り変わりを感じる。
もしよければ、散歩がてら見て行ってくださいませ!

◆ここからはオマケです。久しぶりにヤマトンもどきをサッパリさせました。

ゆとりの森は空が広い公園!積乱雲も大きく巨大!竜の巣だぁ!
いくつか写真を集めてみました。

ピクニック広場より。まるで空に浮かぶ大陸のようです。

壁のように迫ってきます。泳いだら楽しそう。

修景池より。大あごを開けた恐竜に見えました。
こういう「絵になる景色」はテレビで見ることが多いですが、
自分の目で見ると、その大きさに圧倒されます。

グワーッ!雲の怪物が口を開く!まれに面白い形の雲も上がって想像力が試されます。
雲の観察は是非ゆとりの森へ!

グリーンカーテンに住み着いたカマキリの写真で、今回の記事はここまでになります。

ちなみに、6月初めに見つけた時は、こんな姿でした。本当に同じカマキリ?
ここまで、読んでくださりありがとうございます!

