【ゆとりの森自然情報:2023年10月】
こんにちは!園地スタッフです。
軽スポーツ広場のマテバシイから、どんぐりが沢山落ちてきました。
撮影している間も「ポトッ」っと聞こえてきます。今年は豊作かな。
さて、今月も「ゆとりの森自然情報」を更新しました!
「ゆとりの森自然情報」は、公園内で見つけた生き物を紹介する掲示板です。
仲良しプラザ入ってすぐ正面にあります。
冬に向かう10月は、昆虫は繁殖のチャンス、
鳥にとっては寒さを乗り切るために体力を蓄える時期です。
ちゅんちゅんちゅん・・・
シダレザクラに群れをなすのは、ご存じスズメです。
実りが少ない冬に備えて、たくさん食べなければいけません。
食事は慌ただしく始まります。うおおおちゅんちゅんちゅーーん!!(動画です)
よく見ると、食事中も時々周囲をうかがっています。
チョウゲンボウのような肉食の鳥が、スキを狙っている事も
ありますから気が抜けません。
修景池にはヒバリがやってきます。
こちらもキョロキョロ・・・うろうろ・・・
あっ、エノコログサをついばんでるぞ。(動画です)
おなか一杯食べて、冬を乗り切れますように。
当たり前のようにモズもいました。
鳴き声を上げて縄張りを宣言します。ゆとりの森は俺のもの!
虫もいろいろ見つけました。
こちらはアキアカネ。修景池で沢山飛んでいました。
毎年どこからか来て、いつのまにか、いなくなります。不思議。
よく見ると、微妙にハネの色が違うトンボがいます。
調べてみると、コノシメトンボという別種だとわかりました。
プールで幼虫時代を過ごすことも出来るそうです。都会派?
アリの巣に潜む謎の虫、アリヅカムシです。
草をむしっていたら出てきました。赤い。かっこいい。
こんな事で興奮するのは、きっと私くらいでしょう。
意外にも蝶も見つかります。
ムラサキツバメと申します。
ハネを開くと鮮やかな紫色をしています。ほんとです!
別の時の写真ですが、こんな色です。チラッ。
これでしっかりムラサキというわけですな。
こちらはウラギンシジミ。レッドロビンの生垣で見かけます。
銀色でキレイ!・・・ですが、汚いものや腐ったものに集まります。
フンに集まる虫って、なぜか光沢があったり綺麗な事が多いんですよね・・・。
見かけないハチも発見。エメラルド色が美しい。
パソコン曰く、サトセナガアナバチというそうです。
見かけからは想像できませんが、このハチはゴキブリ退治の専門家とのこと。
このハチを手なずけてゴキブリ駆除に役立てたら、
イグノーベル賞がもらえる・・・かもしれない。
持ち運びできる自然チラシも出来上がりました。
先月お伝えしたコムラサキの実は、
鳥に食べられることなく、今も枝にぶら下がっています。何のための実なんだ。
もしよかったら、散歩がてら見ていってくださいませ!
◆ここからはおまけです。
写真を撮っていると、鳥たちが「伸び」をすることがあります。
写真はヒヨドリの伸び。
今回は、そんな鳥の「伸び」を集めてみました。
こちらはキジバト。よいしょーっと翼を伸ばします。
みんな同じポーズをするようだ。なぜだろう。
スズメ。片足を思いっきり後ろに伸ばすみたい。
ホオジロ。何かをにらみながらの伸び。
おいしそうな虫を見つけて、準備体操?
ヒバリ。芝生に手をつくようにも見えますが、やっぱり伸びです。
モズ。換羽中で灰色になっていても、伸びはするそうです。
おしまいに、ツバメの伸び。
このポーズが天使の翼に似ていることから、
エンジェルポーズと呼ぶ方もいるそうです。
鳥の「伸び」、もっと集めたいなあ。
何かが気になるムクドリの写真で、今回の記事はここまでになります。
読んでくださり、ありがとうございます!