【ゆとりの森自然情報:2022年5月】

こんにちは!園地スタッフです。

マツバウンランの花が咲き始めました。

鳥のような花が並んで咲く様子がかわいらしい。

ユウゲショウの花も色々な場所で見ることが出来ます。

5月は雑草の花も鮮やかです。ぜひ探してみてください。

 

さて、今月も「ゆとりの森自然情報」を更新しました!

ゆとりの森自然情報は、公園内で見つけた生き物を紹介する掲示板です。

仲良しプラザ入ってすぐ正面にあります。

過ごしやすい気候だからなのか、虫も花も沢山見つけました。

こちらはタニウツギと申します。

かなり丈夫な木で、剪定で取った枝を地面に差したら

枝から芽が出て再生してしまう程です。

ベルのような花がかわいい。

オオデマリの花の上では、ハナムグリが花粉を食べていました。

でも、オオデマリの花ってあまり花粉があるようには見えないような?

 

そんなハナムグリに悲劇が!

「ギャー!なんだおまえー!!」

別のコガネムシに、交尾相手と間違えられた様子。

回し蹴りで追い払おうとしますが、このコガネムシ、必死です。

その後、二人はバランスを崩して葉っぱから転落しました。

今後の彼らの関係が気になります

この、いかにも転落しそうな虫はアシナガコガネと申します。

名前の通り、やたら長い脚が特徴です。足が長すぎるせいなのか、

彼らは足を引っかけて墜落するように飛び立ちます。必見。

こんな虫も発見。クロトゲハムシという、ススキの葉を食べる虫です。

ここはオオデマリなのだが。

トゲハムシの仲間には、トゲナシトゲトゲという存在意義を疑う名前の虫や

トゲナシトゲアリトゲトゲという、もうなんだか訳わからんものがいます。

 

雑草の葉の上では、こんな虫も。

キイロクビナガハムシと申します。

おお!なんと鮮やかな目の覚める黄色・・・黄色?

どう見ても赤色ですが、名前はキイロクビナガハムシです。

名付け親は誰だ!!

 

久しぶりに新しいテントウムシも見つけました。

橙の点が二つ、ということでフタホシテントウです!

ゴマ粒くらいの小さなテントウムシ、という所くらいしか変わった所は

なかったりしますが、とにかく初めて見つけました!バンザイ!

 

他にも、

5月はツグミもロシアに帰り、鳥が少なくなりますが、それでも

ハクセキレイは、よく公園を歩いています。

プラザの前ではツバメがゴキゲンな様子でさえずります。

去年もここに来ていたのかな。

 

持ち運びできる自然チラシも出来上がりました。

ユウゲショウは柵の下など、色々な場所で見つかります。

よかったら、散歩がてら見て行ってね!

 

 

◆ここからはオマケです。

ゆとりの森の空には、変わった鳥が飛んでいる事があります。

こちらは、カワウと申します。

河に住む鳥で、水に潜って魚を捕まえます。けっこう大食い。

こちらは・・・なんだこれ?

クチバシが長い事から、シギの仲間だと思います。

この長いクチバシを海岸の砂の中に突っ込んで、カニやゴカイを

捕まえるのだそうです。でもこの鳥・・・本当に何だろう?

 

誇らしげなスズメの写真で、今回の記事はここまでになります。

読んで下さり、ありがとうございます!