大和ゆとりの森

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【ゆとりの森自然情報:2025年9月】

こんにちは!園地スタッフです。

あれっ、もう葉っぱが落ちている・・・?

実は、今年はソメイヨシノの落葉がとても早く、8月6日ごろから始まっていました。

猛暑の影響なのか?秋になって、ソメイヨシノも一息つけると良いなぁ。

 

さて、今月も『ゆとりの森自然情報』を更新しました!

『ゆとりの森自然情報』は、公園内で見つけた生き物を紹介する掲示板です。

仲良しプラザに入ってすぐ正面にあります。

まだまだ暑いですが、秋の足音を感じるようになりました。

コムラサキと申します。テニスコートの周りでよく見られます。

お菓子のような木の実は、いかにもおいしそうです。

しかし鳥には不評らしく、ほとんどの木の実は食べられないまま

しわくちゃに枯れてしまいます。見た目に騙されない鳥たちでした。

大規模多目的スポーツ広場近くのハナカイドウにも、木の実が出来ました。

それがこちら。ビー玉より大きい。これは初めて見るサイズです。

中はどうなっているのだろう。リンゴのように果肉が厚いのかしら。

多目的リンクでは、キカラスウリの実が大きくなっていました。

大きさもスゴイですが、驚いたのは、その数。

これは豊作だ。

こぶし大の木の実が並ぶ様は、なかなかのインパクトでした。

クズの花も咲き始めました。近づくと、ふわふわと甘い香りがただよいます。

クズの香りをかぐと、少し暑さが和らいでくる気がします。

 

鳥も歩き回っています。

ヒバリが草地を歩いています。口を開いて暑そうです。

秋は食物になる草のタネが実りますので、暑くてもヒバリは来ます。ハァハァ

モズも日陰で休んでいました。ひー暑い。

最近になって暑さも和らいできましたが、写真を撮った頃は

どの鳥もなるべく日陰にいました。これが温暖化世代の鳥たち・・・!

テニスコート近くでは、スズメが一心不乱に草のタネをつついていました。

真ん中のスズメは、タネの実った穂を直接しごいて食べています。

秋の実りに舌つづみ。私も栗とかブドウとか食べたくなりました。

修景池にはハクセキレイもいました。何か見つけたのかな?

足で顔をかきはじめました。鳥は、顔とか鼻の上が気持ちいいらしいです。

我が家にいたインコも手ごろな角を見つけると、顔をゴリゴリ押し付けて、

酔っぱらったような幸せそうな顔をしていましたので間違いないです。

 

珍しい鳥もやってきました。

イソシギと申します。ゆとりの森では初めて見つけました。

本来、川や海辺の鳥なので、平地のゆとりの森には来ない鳥です。

相模川などで見かけます。

せっかくなので動画も撮ってみました。

何を見つけたんだろう。よほど恐ろしいものを見つけたに違いない。

 

持ち運びできる『自然チラシ』も出来上がりました。

多目的リンクのキカラスウリは見ごたえがあります。遊んでいる方に

気を付けて、よかったら、散歩がてら見て行って下さいませ!

 

 

◆ここからはオマケです。まずは雲コーナー。

波のような雲が迫ってきました。この後、めちゃくちゃ雨に降られます。

巨大な黒い帯が空を覆うようです。やはりこの後は大雨でした。

 

ここから昆虫です。

ウスバキトンボが休んでいました。気温が下がってきたからか

休む姿をよく見かけるようになりました。もうすぐお別れです。

別の場所では、シオカラトンボも休んでいました。

夏も終わりだ。でもまだ暑い。残暑に耐える秋の口・・・

ショウリョウバッタも見つけました。

このショウリョウバッタ、ゆとりの森では少数派の茶色型でした。

茶色なのに、緑の草に紛れています。バレバレじゃないか。

虫のきまぐれな姿を見て、たまには気を抜いて過ごすのも良いかなあと思いました。

 

 

枯れ木で休んでいたニホントカゲの写真で、今回の記事は以上になります。

読んで下さり、ありがとうございます!